自分の仕事の範囲がしっかり決まっている

幅広く働くという考えは薄い
外資系企業は、自分の仕事の範囲がしっかりと決まっています。それぞれの仕事を結集させて、会社の業績アップを図ります。日本でも大企業を中心に仕事の範囲は決まっていますが、中小企業などはあまり決まっていません。一人の人材が色々な仕事を担当するのは決して珍しいことではありません。その理由は主に人件費の削減です。外資系企業も当然無駄な人件費は削減したいですが、それ以上に結果を残せる人間を求めています。外資系企業は日本だけでなく世界というフィールドで戦っているので、常に挑戦しなければいけません。そのような状況の中では、一人が色々な担当をするよりもクオリティの高い仕事をしてもらった方が有益です。つまり外資系企業は精鋭の集まりと言っても過言ではありません。
結果を残し続ける必要性がある
自分の仕事の範囲が決まっているということは、成果も分かりやすいということです。一人が色々な業務を担当すると責任の所在がうやむやになってしまうこともありますが、外資系企業の場合はそれがありません。常に成功し続ければ順風満帆な日々になりますが、失敗すれば会社が損害を被ることになります。たった一回の失敗で解雇になる可能性は低いですが、何ヶ月も成果を挙げられなければ立場が危うくなります。また外資系企業はたとえ失敗したとしても、それにどう対応したかということが重視されます。有益でない人材だと判断されたら、突然会社を去ることになります。責任逃れなどはできないので、日々自分の仕事に責任を持って取り組むしかありません。